<今回の目次>
1.SHARP SDK アドオンのダウンロードとインストール
2.SHARP SDK アドオンのAVD作成とエミュレーターの起動
3.SonyEricsson Xperia SDK アドオンのダウンロードとインストール
4.SonyEricsson Xperia SDK アドオンのAVD作成とエミュレーターの起動
前回の記事で、AVDの作成とエミュレーターの起動まで行いました。
今回は携帯メーカーが提供しているSDKアドオン(skin)を利用して、AVDの作成とエミュレーターを起動してみたいと思います。対象は、以下の2メーカーです。
・SHARP
・Sony Ericsson (Xperia)
1.SHARP SDK アドオンのダウンロードとインストール
メーカーのホームページhttps://sh-dev.sharp.co.jp/android/modules/sdk/から SHARPさんからは、3種類のパッケージが提供されているので、とりあえず3つともダウンロードしてみました。
左の画面のpackage名をクリックすると、ダウンロードの同意画面が表示されるので、「同意」をクリックし、任意のフォルダに保存します。
ダウンロードした圧縮ファイルを解凍すると、それぞれ
・「sharp_addon-JNDK01_r1」
・「sharp_addon_2_for_API7」
・「sharp_addon_2_for_API8」というフォルダが作成されました。
インストール方法は、解凍して作成されたフォルダをそのまま、Andoid SDKをインストールしたなかの「add-ons」フォルダにコピー(または移動)するだけです。
私の場合は、それぞれ以下のようなPathになります。
・「C:\android\android-sdkr09-windows\add-ons
\sharp_addon-JNDK01_r1」
・「C:\android\android-sdkr09-windows\add-ons
\sharp_addon_2_for_API7」
・「C:\android\android-sdkr09-windows\add-ons
\sharp_addon_2_for_API8」
正しくインストールされたか確認のため、Eclipseを起動して、ツールバーの「ウィンドウ」→「Android SDK および AVD マネージャー」を起動します。
画面左の「Installed packages」をクリックすると画面右側に一覧が表示されるので、そこに上でインストールした3つのpackege名が表示されていればOKです。
以上で、SHARP SDK アドオンのダウンロードとインストールは、終了です。
2.SHARP SDK アドオンのAVD作成とエミュレーターの起動
3種類あるアドオンから、今回はAPI8について作成します。
前回のAVD作成と同様に、Eclipseを起動し、ツールバーの「ウィンドウ」→「Android SDK および AVD マネージャー」を起動します。 画面左の「Virtual devices」を選択し、
[新規]をクリック。
AVD作成画面で
「名前」は任意なので今回は
「SHARP_AddOn_API8」としてみました。
「ターゲット」をプルダウンさせると、「sharp_addon (SHARP Corporation) – API Level 8」が表示されるので、選択します。
「SD Card」は128MB。
「Snapshot」にチェック。
「Skin」は「Default(WVGA800)」を選択。
「ハードウェア」はデフォルトです。
[Create AVD]をクリック。
「Android SDK および AVD マネージャー」画面に追加されました。
そのまま、[開始]をクリックして、エミュレータを起動させます。
オプション画面で、
「Screen Size」は前回と同様、”8”にしました。
[起動]をクリックして・・・・
これが、またそれなりに時間がかかるのでひたすら待ち(耐え)ます。
Android OS ローディング中?
Android 起動中?
やっと出ました・・・・
けど、ここから10分待っても20分まっても前回と同じようにドロイド君は手を上げてくれません??
痺れが切れたのでとりあえず、ここで終わりにします。
また、後ほど検証したいと思います。
以上で、SHARP SDK アドオンのAVD作成とエミュレーターの起動は、終了です^^;
3.SonyEricsson Xperia SDK アドオンのダウンロードとインストール
メーカーのホームページhttp://developer.sonyericsson.com/wportal/devworld/search-downloads/androidから
開いた画面を下方にスクロールしていくと
「Sony Ericsson Xperia™ X10 add-on for the Android SDK」というのがあるのでクリック。
「Download File」をクリック。
しばらく待つと左の画面が表示され、下方にスクロールして、[Accept]をクリックすると、ダウンロードが開始するので、任意のフォルダに保存します。
なんか、ややこやしいサイトですなぁ・・・
以降の手順は、上で行ったSHARPと同様なので、解凍したフォルダを、Andoid SDKをインストールしたなかの「add-ons」フォルダにコピー(または移動)します。
私の場合は、C:\android\android-sdkr09-windows\add-ons\XPERIA-X10_r1のようになります。
Eclipseを起動し、「Android SDK および AVD マネージャー」の一覧に表示されているか確認します。
以上で、SonyEricsson Xperia SDK アドオンのダウンロードとインストールは終了です。
4.SonyEricsson Xperia SDK アドオンのAVD作成とエミュレーターの起動
こちらも、SHARPのときと同じ手順なので、Eclipseを起動し、ツールバーの「ウィンドウ」→「Android SDK および AVD マネージャー」からAVDの作成画面を表示させます。
「名前」は「Sony_Xperia_X10_API4」としてみました。
「ターゲット」は「X10 (Sony Ericsson Mobile Communications) – API Level 4」を選択。
え、API Level 4 ってAndroid 1.6 ですよね!
い、いまだに・・・と思いつつ、
「Skin」は「Default (X10)」を選択して
[Create AVD]をクリック。
「Android SDK および AVD マネージャー」画面に追加されました。
そのまま、[開始]をクリックして、エミュレーターを起動させます。
オプション画面で、
「Screen Size」は、”7”にしました。
(Xperiaの解像度が480x852なので)
[起動]をクリックして・・・・
また、ひたすら待ちます。
まず、左の画面が表示され、
(Xperiaですね〜)
待つこと2〜3分
Xpreria実機を起動したときと同じアニメーションが表示され、ロゴが表示されました。
さらに待つこと2〜3分
こんな警告メッセージまで表示されました・・・
「時間経ってるけど、どないすんねん?」と言われてしまったけど、ここまできたら待つしかないので
[wait]をクリック。
すると・・・・・
やっとホーム画面が表示されました!
設定画面や、アプリ一覧画面も表示できました!!
以上で、SonyEricsson Xperia SDK アドオンのAVD作成とエミュレーターの起動は、終了です。
>>「Android開発環境構築(目次)」に戻る<<
>>次の記事 「Android開発環境構築(その 9):「Hello, World」の作成と実行」
<<前の記事 「Android開発環境構築(その 7):Eclipse AVDの作成とエミュレータの起動」
2011年03月07日
Android開発環境構築(その 8):SHARP SDK、SonyEricsson Xperia SDKアドオンの追加
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバック
アクオス SH-M04-A SIMフリーを安く買えるところ
Excerpt: シャープの新型スマホ、アクオス SH-M04-A SIMフリーを安く買えるショップはこちら! 実際に使っている方の口コミを調べてみると、「容量がやや少なめ」というマイナス評価も見られるものの。 「レス..
Weblog: 人気家電の【最安値】はこちら!ネット通販での価格を徹底比較
Tracked: 2017-02-28 16:33